2005年11月17日

渋谷のゴミの有料化に反対する要望書

14日(月)に、渋谷のゴミを有料化することに反対する要望書と、
渋谷清掃工場で廃プラスチックを焼却処理することに反対する要望書を提出しました。

渋谷区の清掃リサイクル審議会宛てに出したのですが、
審議会委員全員に配布するかどうかは、18日に審議会の会長が決めるそうです。
審議会が要望書をどのように受け止めるか、注目しています。


リサイクル清掃審議会委員の皆様

          東京23区のごみ問題を考える連絡会・渋谷
                     

  委員の方々に東京23区の収集する一般廃棄物ごみの有料化に
  反対していただくよう求める要望書

 現在、貴会におかれまして、一般廃棄物の有料化について検討されていると思います。私達は、以下の点で、有料化に反対いたします。
 委員の皆様も、有料化についての問題を、ご理解いただき、反対していただきますようよろしくお願い申し上げます。

一、 一般ごみ有料化の目的がごみの減量であるとも言われていますが、ごみを有料化すれば、ごみが減少するという十分な調査結果や十分な根拠が明かではありません。環境省の「一般廃棄物の処理における有料化状況について」が、ごみ処理有料化を推進する根拠とされています。
  しかし、ごみを有料化した4年間が横ばいで、ほとんどその効果がありません。5年後に突然ごみ量が減ってくることについては、ごみ有料化の他にいろいろな 要因が考えられます。ごみ量の減少の要因としては、ごみの有料化ではなく、ごみの分別化の実施が大きいと考えられます。
  この報告書の調査対象23市町村の一つに含まれていた久留米市の場合は、ごみ有料化をして5年後にごみの17分別を実施していました。それで、ごみが減量していたと考えられます。
  結局、環境省側もこのグラフについて、ごみ有料化がごみを減量化することを示すものとは必ずしも言えないと述べています。また、ごみ有料化がごみ減量をもたらすと断定するような文書、資料は他にも無いと述べています。

2. ごみの有料化ではなく、ごみをより一層減量させるような分別を実施するべきです。
 例えば、
 @他の自治体で行われているように、分別の対象を拡げる。
 Aごみの分別をより徹底するために、住民への広報や啓蒙活動をもっと積極的に行う。

3. 衣類、書籍、家具(平成16年度箱物家具は394,236個)や自転車(平成16年度は
  223,501台)などを再利用できるものはできるだけ再利用するようにするべきです。

4.容器、包装など、できるだけ事業者にごみが少ないようにしてもらうべきです。

二、 ごみを有料化すれば、ごみを不法投棄する人が増えるという問題が、必ず出てきます。また道に落ちているゴミを拾う人が無くなり、落ち葉などの掃除をする人も居なくなると考えられます。

三、 おおぜいの住民の家計は、リストラや、賃金コストの削減、年金の掛け金上昇、介護保険料の上昇、失業や、いろいろな増税、そして医療費の上昇などで、ひっ迫しています。さらにごみ有料化という負担には、住民はとうてい耐えられないでしょう。

 1. ペットボトルなどのプラスチック容器のリサイクルための事業者負担の料金を払わな  いコンビニやスーパーなどがあると聞いています。
   ごみ行政の財政ひっ迫に対しては、事業者には、生産者の責任も理解していただ  き、滞納などのないように協力を求めていくべきです。

  2. 事業所による持ち込みごみの処理量が1kg当たり12.5円と安くなっていますが (平成15年度の処理原価は1kg当たり56.37円)、その値段が上げられるべきでは ないでしょうか。

  3.ごみ量がますます減少していますが、一層の分別を進めるなどしてごみ減量を行い、ごみ焼却施設の稼働停止や休炉を増やすようにするなどの方がより効果ではないかと考えられます。

四、 有料化についての法的な根拠について環境省は十分な説明をしていません。
  有料化に関係しているのは地方自治方227条です。しかし「特定の者のためにつき」と書かれています。
   廃掃法6条の2が有った時は、それで有料化できました。しかし現在、それは削除されてしまっています。
   「ごみを出す人は、一般住民であり、特定の者ではない。ごみの有料化は地方自治方227条とは合わない。ごみの有料化は税金の二重取りだ。」と言う見方を否定できません。

   以上の事をぜひ、貴会委員の皆様に十分にご理解していただきまして、家庭ごみの有料化には、反対していただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


posted by 渋谷清掃工場差し止め裁判の会 at 19:17| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

渋谷のゴミの中身とは?

050930ピット前と中央制御コ前 009.jpg

ごみピットに貯められたごみをクレーンで運び上げ、ごみホッパに投入するところです。
9月30日(金)に渋谷清掃工場内の見学スペースからガラス越しに撮影。
ごみはここから炉に運ばれて、焼却されます。
クレーンにつかまれたごみの量は平均して約2トンとのこと。
可燃ごみのはずですが、いろいろなものが垂れ下がり、
ポリ袋におおわれて、ごみの中身はよくわかりません。
posted by 渋谷清掃工場差し止め裁判の会 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月12日

11月9日の裁判傍聴記その1

11月9日(水)に原告への証人尋問が行われました。

公判場所は東京地裁627号。時間は13:30から15:30.
担当は、矢尾渉裁判長、亀村恵子裁判官、梶智紀裁判官です。

まず、原告の戸井田さんが、原告側の樋渡弁護士からの質問に沿って、
・渋谷清掃工場の計画から建設に至るまでの不可解な点について
・家族の健康被害について
・10月初めに1週間行われたダイオキシン調査に立ち会った際の印象について
などを45分間にわたって話しました。

被告の一部事務組合側の弁護士からの反対尋問はありませんでした。

続いて、原告の鎌田さんが、原告側の大崎弁護士の質問に沿って、
・ご自分とご家族、特に娘さんとお孫さんの健康・生活被害について
・ダイオキシン調査に立ち会った際に実感したこと
を中心に40分間話しました。
こちらも、一組側からの反対尋問はありませんでした。

反対尋問がなかったため、時間的にはまだ余裕があったのですが、裁判長が「時間ですから」と進行を急かしたため、最終的には15:30までの時間を余したまま終わってしまったのが残念でした。戸井田さん、鎌田さんとも、まだ話したいことがいろいろとあったとのことでした。

傍聴席には、ごみ問題に関心のある23区の住民や渋谷区議会議員など、約15人が出席し、「とても良い証言だった」という声をたくさんいただきました。

近日中に、戸井田さん、鎌田さんの証言内容の一部をまとめたものを紹介します。法廷内では録音できないため、メモ書きからの抜粋なので、おおまかな内容としてお読みください。

posted by 渋谷清掃工場差し止め裁判の会 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月10日

減り続ける渋谷のゴミ。23区も同じペースで

051110修正画像.JPG

これは渋谷区清掃事務所が発行している平成17年度の事業概要9ページのグラフです。
相変わらず、ゴミは着実に減っていますね。


posted by 渋谷清掃工場差し止め裁判の会 at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

明日は原告の証人尋問です

明日11月9日は、いよいよ原告の鎌田さん、戸井田さんが証人として発言します。
清掃工場による、ご自分やご家族への健康被害や、
先月行われたダイオキシン連続測定調査に立ち会っての意見などを、
弁護士の質問に沿って発言する予定です。

まず、原告(住民)側弁護士が主尋問を行い、
その後で被告側(一部事務組合側)弁護士が反対尋問を行います。

日時と場所は以下のとおりです。
11月9日(水)午後1時30分〜3時30分 
東京地裁 第627号法廷

前回の11月2日の裁判では、前の工場長への証人尋問が行われました。
原告側弁護士の反対尋問に対して、前工場長が「わかりません」と答える場面が多く見られ、
一部事務組合が提出した資料の信憑性が問われました。
とてもスリリングな証人尋問となりました。

明日の原告への証人尋問を、ぜひ多くの方が傍聴に来てくださるようお願いします。
posted by 渋谷清掃工場差し止め裁判の会 at 14:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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